数字だけをヒントに解いていくピクチャーロジック。毎週、月・木曜日に更新しています。
ベーシック版のあそび方
ピクチャーロジックを解くためのルールは二つだけ。
- 外にあるタテ・ヨコの数字の分だけ、中のマスをつなげて塗りつぶす
- 同じ列に2つ以上数字がある場合は、1つ以上のマスをあけつつ、その順に塗りつぶす
(複数の色を塗るカラフル版では、色が違う場合はマスをあけなくてもOK)
カラフル版のあそび方はこちら
と言われてもちょっとわかりにくいだろうから、かんたんな例題をいっしょにやってみよう!
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ピクチャーロジックの王道は、まずはじめに大きい数字から見ていくことだよ。 右の例題で言うと、一番下のヨコ列かな? 一番下のヨコ列から順に見ていくことにしよう。 |
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一番下のヨコ列は「5」。 ヨコのマスは全部で5つしかない。さあ、全部塗りつぶそう。 次にその上の列は……「1」と「1」。これではちょっと分からないので、も一つ上の列を見てみよう。 まん中のヨコ列。「3」がひとつだけだね。 でも、ヨコ列は全部で5つしかないから、右から3つ塗ったとしても、左から3つ塗ったとしても、かならず重なるところがあるよね。 |
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そう。ど真ん中のマス。 とりあえずここを塗りつぶしておこう。 つぎにその上のヨコ列。「0」って書いてある。 これは、この列は1つも塗りつぶさないよってこと。 |
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塗りつぶさないことが決まったマスは、ペケぽんをつけよう。ペケぽんは、一度マスをクリックして塗りつぶし、もう一度クリックすると出てくるよ。 そのつぎは、いちばん上のヨコ列。「1」が3つあるよ。 「1」が3つってことは、「1」が3つと空白(=ペケぽん)が2つ、最低でも合計5つのマスが必要だ。 そしてこの例題はヨコのマスが全部で5つ。 |
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そう、その通り。こんな風にしか入れられないのだ。 つぎは、いちばん左からタテの列を見ていこう。 あれ? 「1」が2つだけど、もうさっき2つ塗りつぶしてある。 |
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そんなわけで、あいてるマスにペケぽんをつけよう。 そのつぎ左から2番目のタテの列。「3」が一つだけ。 一番下に塗りつぶしたところから、あと2つの空白が残ってるよ。 |
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その2つを塗りつぶす……っと。 この例ではどっちにしろあと2つしか空白がなかったけど、上のペケぽんがなかったとしても実はわかるのだ。塗りつぶされていたいちばん下のマスから続けて3つ、だからね。 ではではそのとなり、ど真ん中のタテの列はどうかな? 「1」が3つ。お! この列ももう、「1」を3つ塗ってある! |
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念のため、真ん中のタテ列の空白に、ペケぽんをつけておこう。 で、おとなりの右から2番目のタテ列。 おぉ! これは左から2番目のタテ列と同じじゃないかあああ! |
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9 | 残った2つのマスを塗りつぶすと……。 | |
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完成!! どう? そんなに難しくないよね? はじめての人は、なるべくマスの数が少ないものから挑戦するといいよ! →例題を自分でやってみる →トップページへもどる もっとくわしく知りたくなった人は、Wikipediaで「お絵かきロジック」を見てみるといいよ。パズルの歴史や、攻略法の解説がよくわかります。 |
カラフル版のあそび方
次に、『複数の色を塗るカラフル版では、色が違う場合はマスをあけなくてもOK』ってことだけど、こちらもかんたんな例題をやってみよう!
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ベーシック版と同じように、大きな数字から見ていくことにしよう。と言ってもそんなに大きな数字はないね。 あっ! でも、右の例題で言うと、上から二番目のヨコ列、「赤の1」「青の1」「赤の1」「青の1」「赤の1」とならんでて、全部1だけど、全部たすと5になるね。 てことは、この例題では全体の大きさが5しかないから、全部うめられちゃう、ってことなんだ。 塗る色を変えるときは、パレットから色をえらぼう! パレットは、自分のやりやすい場所に動かせるよ。 |
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このように、カラフル版では、となりあう色がちがう場合は、数字が違っても空白のマスをあけなくてもOKなんだ。でも、あけなければならない場合もあるので、そのへんは注意が必要。 さて、おなじようにタテの列を見てみると……あ、左から二番目、右から二番目の列が、それぞれ「赤の1」「青の1」「赤の3」で、全部たすと5になるね。 というわけで、同じようにここも塗ってしまおう。 |
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なんかいきなり完成に近づいてきたぞ。 とりあえずタテの列の一番右と左、「赤の1」はもう塗ってあるから、ほかのところは塗りつぶさないので、ペケぽんをつけよう。 ペケぽんは、どの色をえらんでいても、一度マスをクリックして塗りつぶし、もう一度クリックすると出てくるよ。 |
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4 | 同じように、下から二番目のヨコの列。「赤の1」「赤の1」とならんでるけど、ここももう塗ってあるね。てことは、真ん中のマスは塗らないということなので、ここにもペケぽんをつけてしまおう。 | |
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さて、残りのところを、ヨコ列の数字から見てみると……。 一番上、真ん中、一番下、どれも「赤の3」。てことは! |
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その通り! こんな風にしか塗れないよね。 で、進めていくと……。 |
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おお! 完成! これは何だ? ロボットの顔かな。 ベーシック版になれていれば、けっこう簡単だとおもうけど、『色が違う場合はマスをあけなくてもOK』という追加ルールを、ついつい忘れがちになるので、そこは注意してね! →例題を自分でやってみる →トップページへもどる |
レジューム機能
- 問題を解いているときに、間違ってウィンドウを閉じてしまっても、同じ問題を開き直すと最後の状態に復帰できる「レジューム機能」があります。
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